2月5日(月)

私がここに引越しして6年が経ちました。
新築のマンションで引越ししてきた当初は、私以外は全て新婚カップル。
この頃は、表札にも郵便受けにも名前を書かないし
隣同士もすれ違った時に挨拶をする程度。
引越ししてご挨拶した際に名前を聞いたものの、すぐに忘れてしまい
隣の人の名前も知らないというお粗末なお付き合い。
それでも、同じ屋根の下、壁一枚隔てて一緒に住んでいると
物音や話し声、そのうちには赤ちゃんの鳴き声まで聞こえてきて
他人ながらも時の移り行くのを共有しているような。
そんなお隣さんが、先日、引越しをされました。
苗字すら知らないのに、もう壁の向こうには人気が無い・・・・っと思うだけで
何とも寂しい気がしてなりません。
時間の経過と共に家族が増えて、ここが手狭になって引越しをしていく人たち。
私だけは何も変わらず、いつも引越す家族を見送るばかりで何だか置いていかれたような・・・
そんな気分でこの数日、黄昏ているのです。
そんな事を考えながら、春の陽気な今日の午後、
久しぶりの植木の手入れをしながら
「私はこの植木達と共にここに根を張るのかな・・・・・」なんて思ったりしたのでした。

黄昏ている場合じゃなかった!



私のデスクには、出番を待っている子達が沢山いたんだった〜!