4月7日(金)

 今日は、念願だった桜の咲く京都へ母と一緒に出かけました。

数日前から、天気予報と教室の日程と桜の開花情報を
何度も照らし合わせながら
いつ出かけようか・・・・っと計画を練っていました。
今日は、お天気もよくなかなか開かなかった桜の花も
満開になって最高の陽気でした。


まずは、哲学の径の
川べりに咲く桜並木を見ながら散策。
川に枝垂れる桜並木の脇の小道をのんびりと・・・・。

以前から話に聞いていた
哲学の径の脇にあるアンティークのお店
ユキ・パリスコレクションにも立ち寄りました。
哲学の径から少し脇に入った所にある
つたの絡まる小さなお店です。
一階はアンティークショップ、2階はお店のオーナーの
ユキ パリスさんのコレクションを展示した
ミュージアムになっています。
一階のお店には、ユキさんもお見えで
とても雰囲気のある素敵なマダムでした。
ミュージアムでは、とても繊細な仕事のレースや
テキスタイル、ビーズワークのバックなど
ため息の出るようなアンティークを
ケースに張り付く勢いで見入ってしまいました。

お昼になって、段々人も増えてきて
ペコペコのまま南禅寺に辿り着いたものの
蕎麦屋・湯豆腐・・・・どこも人で一杯。

せっかく京都に来たから・・・っとたまたま通った京料理のお店「桜鶴亭」に入ってみました。
でもお昼にしてはお値段ちょっとお高め。頼んだのは季節限定の「桜御膳」。
食べてしまうのがもったいないような桜尽くしの細やかな演出と繊細なお味に
大満足♪の豪華ランチだったのです。「あ〜幸せ♪」

 

哲学の道の脇にある椿のお寺「霊鑑寺」では偶然
一年を通じてたったの一週間だけの特別拝観の時期で見る事が出来ました。
哲学の道の人混みからは一転、苔のむす静かな庭園を見ながら京都のお寺らしさを満喫です。
扉の向こうに広がる菜の花と紫の花の春色の風景、絵葉書のようでした。
ここはお寺と言っても僧侶がいたわけではなくて、
お姫様が住まわれていたお寺なので、円山応挙や狩野派の絵師達によって描かれた屏風絵など
まるで小さな御殿を思わせる雰囲気でした。

その後、清水寺に行く予定でしたが母も疲れてしまい
円山公園内にある長楽会館にてティータイム。
ここはルネサンス様式を基調とした3階建てのこの洋館で
明治時代に「煙草王」と呼ばれた
実業家 村井吉兵衛氏によって建てられたもので、
国内外の賓客をもてなす迎賓館として用いられたものだとか。
高い天井、豪華な壁の装飾、シャンデリア、
猫脚のテーブルセットに囲まれてのティタイムは
まるでお姫様になった気分です。
日本情緒ある京都の中で西洋の風情を味わえる
とてもレトロな空間でした。
予約をするとアフタヌーンティもいただけるようで
次回は是非、予約をしたいな・・・・。

その後は、祇園界隈でブラリとお買い物。
夕暮れの京都を後に新幹線で帰宅したのでした。
なかなか一緒に旅行などする事のない私と母ですが、久しぶりの日帰り旅行に
楽しい思い出を作る事が出来ました。

 

「楽ちい旅行の間、あたちは一日お留守番!クウ〜ン!置いてかないで〜!」