2月26日(日)

 今日は、あいにくの雨でしたが雛祭りのイベントに出かけました。
「蔵の街・半田の雛祭り」と題して町興しのイベントとして最近始まったイベントで
昨日と今日、駅周辺の古い建物で
お雛祭りに関するイベントを開催していたのです。
ミツカン酢で知られる旧家・中埜家の第十代中埜半六氏の住宅では
地元に保存されている旧家のお雛様が沢山展示されていました。



これは、別の場所に展示されていたものですが
こんな御殿が乗った雛飾りは見たことがありませんでした。
ミニチュア人形と言うと、どうしてもヨーロッパに伝わるミニチュアドールの
イメージが強いのですが、日本のお雛様もこうして見ると立派なミニチュア人形です。
江戸時代から伝わる雛人形を見て、日本の人形の歴史の深さも
再認識させられます。その時の流行の顔やお道具や飾り方など
雛人形を見ればその時代を垣間見る事が出来る重要な歴史の遺品です。
以前、イギリス人の人形の先生を名古屋の徳川美術館で開催されていた
「徳川の雛祭り」に連れて行った事がありました。
イギリス人の先生も徳川家に伝わる人形を見て、日本の人形の歴史に
驚いていたのを思い出します。
イギリス人の先生からの質問で、
「雛人形は子供の為の物なのに、
どうして子供達はこれで遊べないで見るだけなの?」
っと聞かれたのですが答えられませんでした。
「確かに・・・・・、どうしてなんだろ・・・・」

古くから伝わるこの人形達が、毎年、この時期に飾られ
色んな歴史を見てきたと思うととても不思議な感じがします。
それにしても私の雛人形もそろそろビンテージになりつつあるけれど
数年前までは、親も嫁に行ってもらわねば!っと
毎年出しては、サッと閉まっていたけれど
この頃、とんとお目にかかっていないのな〜。
なかなかご縁がないのは、
お雛様の祟りかしら〜!
ホホホ・・・・・